CD歌詞Ⅱ

秋の花ひとつ

秋の野原の 野の花ひとつ
あおむらさきの まつむし草

ぼくのすきな 花だから
あおむらさきの 花のいろ

※ ぼくの花に ならないものか
  あおむらさきの まつむし草

野原におけば いいものを
あおむらさきの 花のいろ

陶器の花びんに さしてみた
あおむらさきの まつむし草

※(繰り返し)

スケッチブックに かいてみた
あおむらさきの まつむし草

ぼくの花に なったような
あおむらさきの 花のいろ

山に登れば

ものごころついた 幼い時から
そびえ立っていた ふるさとの山
あの山に登れば 海がみえると
言い伝えられた 言葉をたよりに
いつかはきっと 登ってみようと
思っていつしか 時は流れた

※ いつもふもとから 見上げていた山が
いまはぼくの 足の下にある

谷間からふきあげる さわやかな風が
ぼくの髪の毛を ふきぬけていく
この山に登ったら 言いたいことを
どなってみようと 思ってきたのに
言葉をさがして みつからないとは
まあいいさそんなに はずかしくはないさ

※ (くりかえし)

空と大地が まじわるところ
雲の海原が はてもなく続く
あの光るあたりが 太平洋だろうか
なにもみえないが 見たことにしておこう
名も知らぬ蝶たちが 名も知らぬ草にとぶ
ぼくのの世界が いまここにある

※ (くりかえし)

春の鳥

やわらかい 日ざしの中で
春の鳥 さえずり回る
眠っている 草木の上に
春の鳥 さえずり回る

※ チヤチヤホピラッピッピ
チヤチヤホピラッピッピ
チヤチヤホピラッピッピ
チヤチヤピ-

やわらかい 日ざしの中で
春の鳥 さえずり回る
雪のこる 田んぼの上に
春の声 ひびき渡る

※ (くりかえし)

やわらかい 日ざしの中で
春の鳥 さえずり回る
華やいだ 空に染まず
春の声 ひびき渡る

※ (くりかえし)

草原をこえて
 
朝の嵐に たたかれながら
わたしは行くの 草原をこえて

  ※  風の舟が はしるはしる
     草の海を はしるはしる
     わたしをのせて かけぬけていく

雨のしずくが 髪の毛をつたい
ほほを流れて 後ろへとんでいく

  ※ (くりかえし)

真昼のにじを 追いかけながら
わたしは行くの 草原をこえて

  ※ (くりかえし)

素足のままで とびだしてきたの
たとえふたたび かえれなくても

  ※ (くりかえし)

のりすてられた自転車

明るい光の 小さな部屋で
二人はベッドに 入っているのです

白いシーツに くるまったまま
裸のままが いい気持ちだね

真っ昼間だから いけないなんて
言う人はいない この町には

 ※ 初夏の風が 通りすぎてゆく
   小さな町並み のりすてられた自転車
   誰の自転車か あの青年のだろうか
   
窓から光が 床に反射して
天井にゆれて まるで海の中

ガラスはしめずに そのままにして
風も鳥の声も 入ってこないから

すらっとのびた 太ももがまぶしい
日やけした肌が とてもきれいだね

明るい光の 小さな部屋で
二人はベッドに 入っているのです

 ※ (くりかえし)

五月の風になって

娘たちは 自転車に乗って
長い坂道を かけおりてくる
プラタナスの葉は 葉うらを見せ
五月の風に 光りかがやく

※ 光りにのって 君はかけて行く
ふりかえらず とどまらずに
風は ひかりの風となって

セイラー服が 風と遊んで
緑の五月を 跳びはねている
光はすべてに ふりそそぎ
大地のうえに はねかえる

※ (くりかえし)

君は小学生

春の風に 髪をなびかせ
走っていく 君は小学生
遠くの山の 雪は消えて
思い出残して 春は過ぎて行く

※ 雲は流れて 時が過ぎて
どんな大人に なっていくのか
出逢いと別れを くりかえし
どんな風に 生きてゆくのか

真夏の光 汗を伝わせて
歩いてゆく 君は小学生
遠くにそびえる あの山めざし
思い出残して 夏は過ぎてゆく

※ (くりかえし)

コスモスの花影 秋のにおい
とび出してゆく 君は小学生
遠くの山は 色づき変わり
思い出で残して 秋は過ぎてゆく

※ (くりかえし)

降りしきる雪に ほほを染めて
歩いてゆく 君は小学生
遠くの山まで 白く一面
思い出で残して 冬は過ぎてゆく

※ (くりかえし)

私の祝島

澄わたる 青い夏に
海を渡って いったよ
潮風が 運んでくれたよ
やさしい人達の島へ

※ 空を見てごらん
虹がかかっている
光りあふれる 私の祝島

木もれ陽の 光る夏に
石段を かけていったよ
生命のうたが 聞こえてくるよ
やさしい人たちの島から

※ (くりかえし)

花が咲いている 生命の夏に
風船をみんなで とばしたよ
風よ思いを 伝えておくれ
やさしい人たちの 島だよ

※ (くりかえし)

草の上

※ 風が渡ってゆく  笹原がうねる
   ざわざわ ざわざわ 笹の原がゆれる

樹林帯をぬけて  ここは尾根筋
腰をおろせば   日ざしあたたか

まわりに ムシカリの 小さな木立
丸い緑の葉   白い花びら 

※ (くりかえし)

青い千島笹に   おおわれた山はだ
立ち枯れた木立  カッコウの声

山頂ははるかに  遠いけれど 
わたしは草のうえに すわったまま

※ (くりかえし)

わたしが ここにいることを 誰も知らない
わたしの時間が  ゆっくり流れていく

なだらかにつづく 緑の高原
見あげればどっしりと 大きな山

※ (くりかえし) 

ささゆり

さつきの空に  ささゆり咲いた
光さんさん   緑さわやか
山すそ笹原   花咲き静か
空をうつして  ささゆり咲いた

※ 白い素肌に うす紅さして
    やさしいその姿 君のようだね

さみだれ降って ささゆりぬれる
雨ざんざん 緑はさえて
山すそ笹原   花咲き静か
雨にそまって  ささゆり咲いた

※ (くりかえし) 

ささの葉ゆれて ささゆりゆれる
風ざわざわ   緑すずやか
山すそ笹原   花咲き静か
風がにおって  ささゆり咲いた

※ (くりかえし)

小さな駅

C12が走っていた
とびおりて  ションベンこいて
またとびのれる  それほどおそい
客車二両と    貨物をひいて
山あいの線路を  シコッポシコッポと
小さなSLが   走っていた 
                         
※ とりたてて 言うほどのことはなにもないけど
そこが ふるさとだ 小さな町の小さな駅

駅前にうどんや
夏になると    氷ののれん
汽車にのる人の  たまり場だった
うどんも氷も   安かったのに
めったなことでは 食べさせてはもらえず
駅の待ち会い室で 汽車をまった 

※ (くりかえし)

大井まで大人一枚
窓口で キップを買うと
なにしに行くの  と駅員さん
ちっとあれさ   とそれがあいさつ
気をつけてなも  行っといでんさい
キップを切る   駅長さん

※ (くりかえし)   

ベンチがおいてあった
出稼ぎに行く 父親を送り
里帰りした   娘さんをむかえ
出会いと別れを みつづけてきた
青空の下の   小さなホーム
コスモスの花が ゆれていた

※ (くりかえし)

泣くなおちこぼれ

おちこぼれと 言われようが
ろくでなしと 言われようが
気にすることはない
いいじゃないか
そんなことは この国の
小さなワクの中だけのことさ

※ いつまでもいつもでも この国があるわけではない
   いつまでもいつまでも この時代がつづくわけでもない
   みてごらん 山のむこうへ 雲が流れていく 

鳥や魚たちの 生命も
木や草の 生命も
おちこぼれも
みんな同じ生命
この地球に 生きている
たったひとつの 生命だもの

※ (くりかえし)

おひとよしと 言われようが
弱虫と  言われようが
気にすることはない
いいじゃないか
そんなことは この時代の
ちいさなワクの中だけのことさ